システムエンジニアはさまざまなスキルが求められ、1人で抱え込まなければいけないことも多いので、たいへんな職業のひとつです。
その中でどこに楽しさを見出せるのかが分かるおすすめ本のひとつはアスキー・メディアワークス社の「なれる!SE/夏海公司」です。
珍しいライトノベルで、シリーズ本が10冊以上発行されています。現場の実態を写実的に描いているので、経験者が読んでも共感を呼ぶ部分が多いです。また知識がなくてもすらすら読める部分は初心者に最適で、システムエンジニアの世界を疑似体験することができるでしょう。
またIT総合情報誌に載ったコラムを書籍化した日経BP社の「SEよ大志を抱こう/横塚裕志」は、東京海上日動システムズ社長でありシステムエンジニアである横塚氏が考える、これからの人材像や仕事の面白さなどについて書いています。
システム利用者からありがとうと言われるためにはどうしていくべきかを考えさせられる一冊です。
そしてソフトウェア開発の定番書であり名著として名高い「人月の神話/フレデリック・ブルックス」では、直球でなぜプログラミングは楽しいのか、ということが書かれています。
なお『人月』とは1人がその仕事量をこなすのに何ヶ月の時間がかかるのかを意味しています。そのことについても言及、問題提起し『ブルックスの法則』を生み出したことでも有名です。その法則は『ソフトウェア開発が遅れている場合に要員を追加したとしても、さらに遅れるばかりで決して早まることはない』という内容です。初版から何十年も経った今でも多くの人に読み継がれています。
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